STEP 03 EDPのめざす未来
ダイヤモンドの応用に資する
単結晶素材を供給
種結晶の需要に応える生産能力増強と研究開発による新市場の創成を通じ、社会に貢献。
- STEP01
- EDP製品の特長
- STEP02
- EDPを取り巻く市場
- STEP03
- EDPのめざす未来
Destination具体的な取り組みと今後の展望
当社では優れたダイヤモンドの特性を活かし、世界中の人々が豊かな生活をおくる未来のため研究開発に取り組んでいます。
当社が果たすべき社会的役割を追求し、事業活動を通じて社会に貢献することで企業価値の向上を図ってまいります。
01 EDPの取り組み
大型化
当社を支える生産技術の向上のため、ダイヤモンド単結晶のさらなる大型化・高品質化に取り組んでおります。
新製品の開発
ダイヤモンドの優れた特性を活かし、デバイスを製作するためのウエハ、ヒートシンク、光学部品の開発を進めます。
製造方法の研究
大型種結晶を大量生産するため、製造装置の能力向上や各製造工程のさらなる効率化を図る研究を行っています。
02 EDPの展望
環境に配慮した再生可能エネルギー
生産に関わる電力を、当社では100%再生可能エネルギーで賄うようになります。
種結晶需要への安定供給
合成ダイヤモンドの需要増に応えるため、EDP品質の合成ダイヤモンドの安定供給を図ります。
ダイヤモンドの特性を活かし新しい市場を創成
合成ダイヤモンドの大型化を進め、特性を活かした将来的な半導体ウエハとしての可能性へ応用していきます。
これからの
EDP
生産能力拡大
大型化/製造方法の研究
種結晶需要への
安定供給
世界的な合成ダイヤモンドの需要に
応えるため、高品質な種結晶の
安定供給を図ります。
各分野への応用
新商品の開発/大型化
ダイヤモンドの特性を活かし
新しい市場を創成
合成ダイヤモンド大型化や
新技術の開発を通じて、新しい市場を
創成し、社会に貢献します。
ESGの観点
環境に配慮した
再生可能エネルギー
生産に関わる電力を、
当社では100%再生可能エネルギーで
賄うようになります。
The future of application各分野への応用の未来
モビリティ
電気自動車にはモーターやバッテリーを制御しているパワーコントロールユニット(PCU)が重要です。PCUでは高電圧を低電圧に変圧したり、直流電流を交流電流に変換したりする役割を持っています。現在、PCUで使用されている半導体はシリコンが主流です。ダイヤモンドはシリコンや、シリコンカーバイトよりもエネルギーロスが少ない素材のため、PCUのような高電圧や高周波に耐える必要がある製品の半導体に適した素材です。
情報通信
電磁波における主に通信などに活用される電波は、周波数が高くなればなるほど、通信速度が速くなる性質を持っています。通信速度が速くなればなるほど、比例してエネルギー量も高くなり、発熱も高くなります。つまり、高速通信になるほど、どのように熱を逃がすかが重要になります。来る高速通信時代を迎えようとしている現在、より熱効率の高い新しいデバイスが求められています。
さらなる未来での可能性
ダイヤモンドという素材は、高温・高圧でも変化しにくい性質をもっており、また熱を逃がすことに長けています。この性質により、原子力発電所や放射光施設のような高放射線量が発生する場所での活用や、地下超深層などの超高温・超高圧環境での活用、多量の宇宙線を浴びる宇宙環境などでの応用も考えられます。